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+800から始まる電話番号とは?国際フリーフォンの仕組みと詐欺対策を解説

詐欺電話やSMS対策
2024-06-13 | Whoscall

目次


+800からの電話は国際フリーフォンを悪用した詐欺の可能性

近年、SNSなどで「+800から始まる知らない番号から電話がかかってきた」という報告が増加しています。2024年4月頃から特に目立つようになったこの現象は、国際フリーフォンを悪用した詐欺の可能性が高いと考えられます。

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+800からの電話の増加

2024年4月頃を境に、+800で始まる番号からの着信報告がSNS上で急増しました。この番号は、国際フリーフォンで使用されている番号であり、身に覚えのない番号からの着信は、詐欺の可能性があると専門家は指摘しています。SNSでは、「+800から電話がかかってきたが、出なくて正解だった」という声も多数見受けられます。

詐欺の手口

実際に+800からの電話に出た人の報告によると、その内容は「中国大使館からの重要なお知らせ」といった、明らかに怪しいものが多いとのことです。中には、金銭を要求されるケースもあり、+800からの電話は詐欺の可能性が非常に高いと言えます。

専門家のアドバイスとしては、心当たりのない+800から始まる番号からの着信は、できるだけ電話に出ないことが推奨されます。万が一出てしまった場合でも、相手の言うことを鵜呑みにせず、怪しいと感じたらすぐに電話を切ることが重要です。




+800は世界共通の国際フリーダイヤル番号

+800から始まる電話番号は、世界共通の国際フリーダイヤル番号として知られています。日本国内でよく目にする「0120」や「0800」から始まるフリーダイヤルと同様の仕組みを持っており、国際的に利用されています。

国際フリーフォンとは

国際フリーフォンは、着信課金電話番号とも呼ばれ、電話をかけた側ではなく、受けた側が通話料を負担する仕組みになっています。つまり、+800から始まる電話番号に電話をかけても、通話料金が請求されることはありません。この仕組みは、企業が国際的にサービスを提供する際に、顧客からの問い合わせを受け付けるために便利だと言えます。

発信者の特定が困難

しかし、国際フリーフォンには大きな問題点があります。それは、発信者の特定が難しいということです。+800から始まる電話番号は、特定の国に割り当てられているわけではないため、どこの国から電話がかかってきたのかを特定することが非常に困難なのです。

SNSでは「アメリカからの電話だった」といった報告も見られますが、国番号「+1」が付いていない限り、それが本当にアメリカから発信された電話であるかどうかは定かではありません。この匿名性の高さが、詐欺犯罪に悪用されているのです。

+800からの電話への対策

国際フリーフォンを悪用した詐欺電話が増加している現状を踏まえ、個人でできる対策について説明します。不審な電話から身を守るために、いくつかの重要なポイントを押さえておきましょう。

電話に出ない

+800から始まる電話番号は、詐欺の可能性が高いため、基本的には電話に出ないことが最善の対策です。知らない番号からの着信は、できるだけ無視するようにしましょう。もし、どうしても気になる場合は、相手の名乗りを聞いてから、慎重に対応することが大切です。

折り返し電話をしない

仮に、+800からの電話に出てしまった場合でも、決して折り返し電話をかけてはいけません。国際フリーフォンからの着信に折り返しをすると、高額な通話料金が発生する可能性があるからです。詐欺グループは、この仕組みを悪用して、金銭的な被害を拡大しようとしているのです。

迷惑電話フィルタの活用

最近のスマートフォンには、迷惑電話をブロックする機能が搭載されています。この機能を活用し、+800など、不審な番号からの着信を自動的に拒否するように設定しておくことをおすすめします。また、専用の迷惑電話フィルタアプリを導入するのも効果的な対策の一つです。

公式機関への相談

もし、+800からの電話で詐欺被害に遭ってしまった場合は、一人で抱え込まずに、公的機関に相談しましょう。国民生活センターが運営する消費者ホットライン「188」や、警察の相談専用電話「#9110」では、専門のスタッフが対応してくれます。早めに相談することで、被害を最小限に抑えることができるかもしれません。

Whoscallアプリを活用する

+800からの不審な電話番号を識別し、ブロックするために、Whoscallアプリを活用することをおすすめします。Whoscallは、世界中のユーザーからの報告を元に、電話番号の信頼性を評価し、迷惑電話や詐欺電話の可能性を警告してくれるアプリです。

アプリの特徴と利点

Whoscallは、着信時に電話番号の情報を自動的に表示し、迷惑電話や詐欺電話の可能性がある場合は、警告マークと共に着信画面に通知します。これにより、知らない番号からの着信でも、一目で相手の信頼性を判断することができます。

また、Whoscallには、ユーザー自身が電話番号の評価を報告する機能も備わっています。多くのユーザーからの報告により、データベースが常に更新され、精度の高い判定が可能になっています。

アプリの設定方法

Whoscallは、iOSとAndroidの両方に対応しており、AppStoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。アプリをインストールしたら、電話番号の評価を表示するための権限を許可します。これで、設定は完了です。

着信時には、Whoscallが自動的に電話番号の情報を表示してくれるので、特別な操作は必要ありません。万が一、不審な電話に出てしまった場合は、アプリ内の報告機能を使って、その番号を迷惑電話として登録することもできます。

Whoscallアプリの活用は、+800からの詐欺電話を未然に防ぐために、非常に効果的な対策の一つです。アプリの機能を最大限に活用し、安心して電話を利用できる環境を整えましょう。

まとめ

+800から始まる電話番号は、国際フリーフォンを悪用した詐欺の可能性が高いことを理解しておくことが重要です。不審な電話に出てしまったり、折り返し電話をかけたりすることは避け、できるだけ無視するようにしましょう。

また、迷惑電話フィルタやWhoscallなどのアプリを活用することで、詐欺電話のリスクを大幅に減らすことができます。万が一、被害に遭ってしまった場合は、消費者ホットラインや警察の相談窓口に連絡し、適切なアドバイスを受けることが大切です。

国際電話を利用する際は、相手の番号に十分注意を払い、不審な電話には決して応じないようにしてください。一人一人が詐欺の手口を理解し、適切な対策を講じることで、安全で安心な電話の利用が可能になります。

自分自身だけでなく、家族や友人にも、+800からの電話の危険性について伝えておくことをおすすめします。情報を共有し、互いに注意を呼びかけ合うことが、詐欺被害を防ぐための第一歩となるでしょう。

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参考記事:電話番号識別アプリ「Whoscall」の評判・レビュ

この記事の執筆者について

ぷるる

ぷるるはWhoscall Japanの公式キャラクターで、迷惑電話や詐欺対策に関する貴重な情報をお届けします。愛らしい外見と時々の毒舌で、安全なコミュニケーションのヒントを提供。ぷるるの記事をチェックし、安全で快適なコミュニケーションライフを手に入れましょう。