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要注意!身近にある詐欺電話のよくある手口と今日から使える対策方法

詐欺電話やSMS対策
2021-02-02 | Whoscall

目次


詐欺電話のよくある手口

詐欺電話には実に様々な手口があり、最近では新たな手口も出てきています。
「自分は騙されない」と思ってしまいがちですが、誰にでも騙される可能性があるので要注意。

この記事では、詐欺電話のよくある手口や、騙されないための今日から使える対策方法をご紹介します。
詐欺電話に騙されないために、ぜひ参考にしてみてください!

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詐欺電話の被害状況

「令和4年における特殊詐欺の認知・検挙状況について」によると、特殊詐欺の認知件数は17,570件で、被害額は370.8億円に上り、全体の内86.3%が電話によるものと報告されています。

(参照:令和4年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について

警察などによる注意喚起が行われているにもかかわらず、詐欺電話による被害がこれだけの規模で生じていることから、抜本的な対策が必要です。

詐欺電話になぜ騙されてしまうのか

詐欺電話の手口は巧妙化しており、正当な理由で個人情報を聞き出したり、金銭を要求したりしてきます。

詐欺電話では、詐欺師が社会的信用性の高い政府や団体、企業などを騙り、ターゲットを信用させようとします。

また、すぐに対応しなければならない口実を作ってターゲットを焦らせ、冷静な判断ができないように仕向けてきます。

そのため、詐欺電話の内容を信じてしまい、詐欺の被害に遭ってしまうのです。

詐欺電話の手口

詐欺電話の手口は年々増えており、新たなものがどんどん出てきています。

ここでは、代表的な詐欺電話の手口をご紹介します。

オレオレ詐欺

オレオレ詐欺は、子どもや孫などの親族のフリをして電話をかけてくる詐欺。

オレオレ詐欺の犯人が使う騙し文句には、次のようなものがあります。

「今すぐお金が必要」
「指定する口座に振り込んで」
「指定場所にいる知人に渡して」

金銭を要求する理由として使われるのは、

「お金を落としてしまった」

「会社のお金を使い込んでしまった」


といったものです。

このようなことを言ってくる電話がかかってきたら要注意。一度電話を切り、本物のご親族に電話をかけて「今電話してきた?」と事実確認しましょう。




「今すぐ振り込んで」と言われるとあわててしまいがちですが、まずはいったん落ち着いて、事実確認と必要であれば警察に相談しましょう。

金銭を要求する理由として使われる例



職員なりすまし詐欺・還付金詐欺

警察官、市役所職員、金融機関職員など、職員のフリをして電話をかけてくる詐欺です。

職員になりすまして電話してくる詐欺では、キャッシュカードや通帳を騙しとって、暗証番号を聞き出そうとしてきます。
職員なりすまし詐欺の犯人の騙し文句としては、次のようなことを言ってきます。

「暗証番号が必要となります」
「職員をそちらに向かわせます」

こういったケースで近年多いのでが、過剰払した医療費などが返金される還付金を利用した詐欺です。「還付金がります。すぐに手続きをしてください。」などの理由で ATM の操作やキャッシュカードを預けさせたりします。

本物の職員がキャッシュカードや通帳を預かったり、暗証番号を聞き出したりすることは絶対にありえません!また、還付金も市町村が発行する「還付金通知書」が必要です。

職員らしいしゃべり方や振る舞いに騙されないようにしましょう。

【関連記事】なりすましショートメールの事例やその対策方法は?騙されないためにすること

架空請求詐欺

架空請求詐欺は、架空の事実でお金を請求してくる詐欺で、実際には払う必要のない支払いを請求してきます。

架空請求詐欺の犯人の騙し文句としては、次のようなことを言ってきます。

「サイト利用の滞納金が未納になっています」
「レターパック・宅配便で現金をお送りください」

詐欺師は「至急対応」や「資産差押え」などの言葉を巧妙に使って通常な判断をできないように駆り立てます。身に覚えのない請求は無視して、心配な場合は本当にそのサイトを利用したのかなど一度確認してみましょう。

融資保証金詐欺・投資詐欺

融資保証金詐欺とはFAXやダイレクトメール、インターネット等で融資希望者を募集し、保証金、手数料等の名目でお金をだまし取る詐欺。

「無審査・即日融資・低金利」などと宣伝する、融資に関するFAXやダイレクトメールを受け取り、ウェブサイトなどで申し込むと、

「事務手数料を支払えば融資できる。 」
「契約担保金を振り込む必要がある。 」
「融資を受けるには保証会社への保証金が必要。」

のような文言で現金を要求されます。しかし、実際はその後融資されることは一切なく、現金のみを取られます。

投資詐欺も同様に、上場間近の未公開株など架空の金融商品の売買の勧誘や、「必ず儲かる」といった文言の投資話をもちかけ、実際に購入して代金を受渡した後、業者と連絡がとれなくなる詐欺です。

投資詐欺の手口は年々巧妙になり、悪質化しているので、ご注意ください。

基本的に投資商品を販売できるのは、登録された金融商品取引業者のみなので、それらを確認。また「必ず儲かる」といううまい投資話は容易に使用しないようにしましょう。

その他最新の詐欺電話

近年この他にも最近では新たな詐欺電話が出ているので、注意が必要です。

コロナ便乗詐欺が増えていて「コロナの給付金の受け取り手続きを代行します」と言ってくる詐欺などがあります。

また、近年では新型コロナウイルスのワクチンを摂取するために、「予約金」や「費用立て替え」、また「優先的にワクチン接種が受けられる」といった手法の詐欺も増えています。

さらに最近では諸外国からの詐欺も増えていて、流暢な外国語を使い諸外国の大使館員や公安局員だと名乗って「犯罪行為をしたから賠償金を払え」などと脅してくる詐欺があります。

【関連記事】
国際電話詐欺に注意!被害事例やその対策方法を理解しよう

詐欺電話がかかってくる原因

詐欺電話がかかってくるのは、どこからか電話番号の情報が漏れたか、詐欺師がランダムに発信しているかのどちらかである可能性が高いです。

ここでは、これらの原因について詳しく説明します。

フィッシングサイトでの個人情報入力

フィッシングサイトで情報を入力すると、その情報がそのまま漏洩します。

フィッシングサイトの入力フォーマットに電話番号の項目かあり、そこへ入力して送信してしまうと電話番号が漏れ、詐欺電話がかかってくるおそれが生じます。

フィッシングサイトは一見すると正規の公的機関や企業のサイトと見分けのつきにくいものとなっており、情報を入力してしまうことが十分に考えられます。

ランダム発信

詐欺組織が電話番号をランダムに生成して、手当たり次第に架電しているパターンもあります。

ランダム発信の場合は電話番号が漏洩しているわけではないものの、発信音でその番号が有効かどうか分かり、つながった場合は今後のターゲットにされるおそれがあります。



今すぐできる詐欺電話の簡単な見分け方

詐欺電話に騙されないようにするための、詐欺電話の見分け方を 2 つ紹介していきます。

電話に出る時は、これらの特徴に気を付けて電話に出ましょう。

電話相手の情報がない/あいまい

名前を名乗らないなど、電話の相手が情報を伝えてこない場合は詐欺電話の可能性ありです。

詐欺の犯人は自身について調べられないようにするために、自分の情報を大まかに言うだけで細かく言ってきません。

電話の相手が名前など情報をほとんど伝えてこない場合は詐欺を疑いましょう。

すぐに金銭を求めてくる

基本的に詐欺電話では、お金を請求したり、口座番号などの情報を聞き出してお金を騙し取ろうとしたりしてきます。
電話していてすぐにお金を請求してくるようであれば詐欺を疑いましょう。

他のオススメの記事▶不審電話の危険性や正しい対処方法でトラブルを回避!

緊急性があると演出する

詐欺電話は冷静な判断ができないようにするために、緊急性を装う場合が多いです。

すぐに対応を求められるため、誰かに相談する余裕もなく、詐欺電話のいうままに行動することで被害に遭ってしまいます。

内容も巧妙化しており、事実であると認識しがちな口実が多く、加えて緊急性を演出されると、判断を誤る可能性は十分にあります。



詐欺電話とわかった時、または疑いがある時の対応策

受けている電話が詐欺電話だとわかった時、または詐欺電話だと疑わしい時の対応策を紹介します。

電話をしていて「この電話は詐欺電話かも!」と思ったら次の行動をとりましょう。

慌てずにまずは落ち着く

電話中に「これは詐欺かも!」と思ったら、まずは慌てずに落ち着きましょう。冷静でいないと正しい判断ができず、パニックに陥って騙されやすくなります

電話で話している相手を刺激せずにはっきり断って電話を切ります。

自分の情報を教えない

名前など自分の情報は絶対に教えないよう要注意です!

聞き出した個人情報を悪用されるリスクがあって危険なので教えないようにしましょう。

会話の内容を録音

できれば電話での会話の内容を録音しておくのがおすすめです。

会話の内容を録音しておくと、あとで警察に相談する際に役に立ちます。

事実確認

もしかしたら詐欺ではない可能性も考えられるので、本当に詐欺かどうか確認しましょう。

本当に詐欺かどうか、電話してきた相手について調べます。

相手の電話番号や企業名などわかる情報を元に調べてみてください。自分一人でわからない場合は親族や警察に相談しましょう。

他のオススメの記事▶
誰からの電話?かかってきた電話番号を検索する方法を紹介

訴訟を起こすと言われた場合

詐欺電話をしてきた相手が「お金を払わないと訴訟を起こす」と脅してくることがありますが、基本は無視すれば OK です。

実際に訴訟を起こされることはほとんどありません。

ただし、実在する裁判所から実際に書類が届いている場合は、必ず事実確認しましょう。

窓口に相談する

詐欺電話によるトラブルなど不安なことがある場合は、国民生活センターや消費生活センターに相談しましょう。

消費者ホットライン「188」に電話すると、最寄りの市町村の消費生活センターにつながりますよ。

知らない電話番号からの着信は留守番電話で対応

知らない電話番号からの着信は、詐欺師による詐欺電話かもしれず、うかつに出るのはリスクがあります。

詐欺師の手法として、詐欺電話で冷静さを失わせるように仕向けることが多く、騙されてしまう危険性が高いです。

一定時間で留守番電話に切り替わるようにしておき、知らない電話番号の場合は出ないようにしましょう。

後から用件を確認したり、電話番号の相手を調べたりできるので、詐欺電話の被害に遭うリスクを抑えられます。

それでも被害にあってしまった場合

詐欺電話に騙されてお金を振り込んでしまった場合など、実際に詐欺の被害に遭ってしまった場合は、今すぐ警察へ相談しましょう。

詐欺電話への効果的な対策方法

詐欺電話への効果的な対策方法をご紹介します。

警察相談所へ相談

警察総合相談電話「9110」に電話して相談しましょう。

詐欺の被害を防止するために杉良太郎が集めて著名人で結成されたチーム「警視庁SOS47特殊詐欺対策」という組織で、相談などにも乗ってもらえます。

詐欺電話にはWhoscallの番号識別・迷惑電話対策機能が効果的

Whoscall」は迷惑電話を防止できるアプリで、詐欺電話などの迷惑な電話を識別したり着信拒否したりすることが可能です!

Whoscallの「番号識別・迷惑電話対策」機能では、迷惑な電話を識別してくれるので、かかってきた電話に出るべきか出ないべきか簡単に判断できます。

電話識別機能

電話識別機能

詐欺電話などの迷惑電話は着信拒否することも可能です。

ブロックリストに入れることで迷惑な詐欺電話の着信を通知させず、ブロックできます。

Whoscall」では、端末に登録されていない電話番号であっても、東アジア最大のデータベースをもとに電話してきた相手を調べられます。

不審な電話である場合は自動で知らせてくれるので、いちいち知らない電話番号を調べる必要がありません。

Whoscallには詐欺電話であった電話番号を「報告」する機能もあります。
他のユーザーから報告された電話番号は毎週の自動アップデートでWhoscallのデータベースに反映され、ユーザーは同じような詐欺電話を回避できます。

電話を識別してくれる想定の画像

まとめ

ここまで、詐欺電話のよくある手口や、騙されないための対策方法についてご紹介しました。

詐欺電話にはオレオレ詐欺や職員なりすまし詐欺など様々な手口があり、最近ではコロナ便乗詐欺など新たな手口も出てきています。

名前など自分の情報を伝えてこない、お金を請求してくるという電話は詐欺の可能性大です。
「詐欺かもしれない」と思ったら、まずは電話を切って、警察相談所などへ相談しましょう。

ぜひ今回ご紹介した対策などの内容を参考にして、詐欺電話に騙されないために対策してみてください!

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この記事の執筆者について

ぷるる

ぷるるはWhoscall Japanの公式キャラクターで、迷惑電話や詐欺対策に関する貴重な情報をお届けします。愛らしい外見と時々の毒舌で、安全なコミュニケーションのヒントを提供。ぷるるの記事をチェックし、安全で快適なコミュニケーションライフを手に入れましょう。